『またぞろ。』の掲載順位調査(最終)
『またぞろ。』の掲載順位についての調査の見直し。
・目的
またぞらーの茶番の民です。
『またぞろ。』がアニメ化するのか3乙するのか4乙するのか気になるので以前別の記事で調べてみましたが、結果的に3巻で完結しました。
なお、統計は相変わらずよくわかりませんが、掲載順が最終まで見えたので再度記事にしました。
・調査方法
前回記事と同一のプログラムで集計後、エクセルで整形しました。
・調査結果
非アニメ化3巻以上完結について
きららキャラットでアニメ化にはならず3巻以降で完結した作品の最終12話と現在の『またぞろ。』の掲載順を抽出したところ下記の表となりました。
結果的に、『またぞろ。』の平均順位数は前回より上がり8.3となり、他の作品より4.9ほど高い結果になりました。
また、センターカラー数も前回から増加し5となり、平均の倍となっています。
他の要因を調査
順位は良いのになぜ3巻で終わったか理由がないかを見ていたところ、以下の2つが思いつきました。
・掲載再作品数
きららキャラットはここ5年ほどで25作載っていたのが20作ほどに減っています。(図ー最終回の掲載作品数列参照)
そのため、掲載作品数に対してどれくらいの割合の位置に掲載しているかも調査してみました。(図ー掲載順位の割合列参照)
結果的に『すわっぷすわっぷ』に近い数値でしたがそれでも最も良い数値ではありました。
・アニメ化作品数
数年前はきららキャラットはアニメ化作品だらけだった気がしたので、その時期に連載が継続していたアニメ化作品数も調べてみました。図ーアニメ化作品の掲載数列参照)
ここでは、アニメ化作品数が2016年代は8、2019年代は10と現在の5に比べて多くなっていました。他作品はアニメ化作品が上位に来て、掲載順位が下がっていた可能性はありそうです。
・結論
以下のことが言えそうな気がしました。
・昔より掲載作品数が減っているので、掲載順位が良さそうでも案外3巻で終わったりする。
・アニメ化作品数で掲載順位が左右されがちのため、アニメ化作品数が少ないときは掲載順位が高めでも完結しやすい。
→現在のキャラットにおいては、『またぞろ。』ほどの掲載順位、カラー数でも3巻で終わる可能性が高そう。
・感想
掲載作品数が減っているというのを調査を通じて気が付きましたが、その分連載継続も厳しくなりそうでなかなかつらいところがあります。
幌田先生の次回作を期待しております。